悪玉菌が増殖する理由

腸内細菌は、人間が誕生した直後はほぼ全部が善玉菌ですが、生後3日目には善玉菌が占める割合が少しずつ低下していくことがわかっています。あとは年齢を重ねていくことによって免疫力が悪くなっていったり、口にする食品の影響を受けたりして善玉菌が減少し、悪玉菌が勢力を伸ばしていくことになります。

摂取する食品の影響というと、どういう食生活が悪いのか気になる人もいるでしょうが、肉中心の食事内容になっている人はよくありません。消化がよくない肉は腸内で腐敗便と化し、タンパク質・アミノ酸を悪玉菌が栄養源とします。そして悪玉菌は有害物質を産生し、便秘の症状を招くようになります。

肉類ばかり摂っている人以外では、食物繊維を十分に摂取していない人もよくありません。食物繊維には腸のなかの腐敗物を取り込み、善玉菌を活性化させます。食物繊維が不足している食生活では、善玉菌が勢力を伸ばすことが困難になり、悪玉菌が優位な腸内環境になることを助長してしまいます。

また、現代はストレス社会といいますが、ストレスも悪玉菌の勢力拡大の一因です。ストレスの放置により自律神経が狂い、胃酸の分泌が悪くなって消化不良を招くことになり、腸内に腐敗物がためこまれて悪玉菌が勢力を伸ばしてしまいます。